ありがとうございました。無事、終了しました。
水が流れている
「山尾三省の仕事と山下大明の屋久島」展
11/10(日)-30(土) 野草広場2階(入場無料)。
屋久島の森に住み、耕し、詩い、
祈る日々を大切に生きた詩人の仕事と、
屋久島のいのちの森を撮り続ける山下大明の写真展
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森について
森は
土と樹々をかかえて
永く沈黙しつつ 生きている
人は その森に帰る
森は
ひとつの大き闇であり
慈悲である
人は 祖の森に帰る
森の底には
水が流れている
その水もまた 森である
人は そこに帰る その森に帰る
山尾三省
満員御礼。無事、終了いたしました。
県内をはじめ、東京、大阪など各地からお越し頂き、
ありがとうございました。
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山下大明写真展 「月の森」屋久島のひかりについて
ウォン・ウィンツァン ピアノソロコンサート「月の音階」
屋久島の写真集「月の森」「樹よ。」の映像と、
ベーゼンドルファーから響
11/9(土)開場13:00 開演14:00
会場:茶の蔵 かねも 2階 ティーカルチャーホール
http://www.kanemo.co.jp/
山下大明写真展 11/7(木)~9(土) 10:00~18:00
最終日(11/
主催:野草広場 協力:Gala工房、茶の蔵かねも、野
屋久島に戻られた山下さんより、お便りと昨夜の森の写真が届きました。(5/31)
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屋久島も梅雨に入りました。そして、あっという間に、五月が過ぎてしまいました。野草広場の写真展では、たくさんの人に写真を見ていただき、感謝の言葉もありません。ほんとうにありがとうございました。
写真展会場で直接訪れた人と話せるということは、とても新鮮で意味のあることでした。写真を通して、屋久島の照葉樹の森のことを、ほんの少しで も伝えられたらと、そのような気持ちでした。会場の明かりを消して、夜の森の感じを味わってもらったことが、とても印象に残っています。屋久島は、梅雨に 入り、写真展で見てもらったような発光性キノコが、夜の森においでおいでと誘っています。だからというわけではありませんが、毎晩夜遊びしています。菌類 と森との関わりの中で、夜の森はひときわ私の胸に何か落ちる物があります。これからもずっと、夜の森を歩き続けていくつもりです。また新たな気づきがあり、写真が写せたら、野草広場で写真展をと思います。昨夜の写真と共に、お礼に代えさせていただきます。 2013年5月31日 山下大明
4/3(水)春休みこども企画「屋久島の森のお話」「屋久島の写真撮影」は、山下さんを囲んでのお話会。森の生き物たちのこと、写真の機材や撮影のこと。屋久島の地図を見ながら、人の暮らしや、森の伐採と世界遺産ことなど、あっという間の2時間でした。
会場を真っ暗にしてのお話は、人の感覚が研ぎ澄まされ、目が暗さに慣れてた頃、見えたのが光るキノコ。今回のために屋久島から光るキノコなどを準備して下さいました。また、5月にお見えになるのが楽しみです。
写真展、終了しました。ありがとうございました。桃の節句から2か月に渡る会期に、千人近い方々にお越し頂きました。山下大明写真作品(額装)、写真集などをお求めの方は、野草広場まで、お問合せ下さい。写真作品をご購入の方は完成次第ご連絡いたしますので、しばらくお待ちください。5/31に、屋久島より便りが届きました。
月の森 屋久島の光について facebookページ https://www.facebook.com/tsukinomori33
屋久島も梅雨に入りました。そして、あっという間に、五月が過ぎてしまいました。野草広場の写真展では、たくさんの人に写真を見ていただき、感謝の言葉もありません。ほんとうにありがとうございました。
写真展会場で直接訪れた人と話せるということは、とても新鮮で意味のあることでした。写真を通して、屋久島の照葉樹の森のことを、ほんの少しで も伝えられたらと、そのような気持ちでした。会場の明かりを消して、夜の森の感じを味わってもらったことが、とても印象に残っています。屋久島は、梅雨に 入り、写真展で見てもらったような発光性キノコが、夜の森においでおいでと誘っています。だからというわけではありませんが、毎晩夜遊びしています。菌類 と森との関わりの中で、夜の森はひときわ私の胸に何か落ちる物があります。これからもずっと、夜の森を歩き続けていくつもりです。また新たな気づきがあり、写真が写せたら、野草広場で写真展をと思います。昨夜の写真と共に、お礼に代えさせていただきます。 2013年5月31日 山下大明
屋久島から (7/18)
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暑いですね。3週間ちかく、雨なしです。
その乾いた森で、ウエマツソウが今年も顔をのぞかせていました。
小さくて、可愛いです。
山下 大明
昨夜の屋久島の森。
光るキノコたち。
昨夜の屋久島の森。
幹に微かな光。
今朝は、飛行機が引き返すほどの土砂降りです。
今がギンガタケのピークになります。
雨を待っていたようで、ここ三日間の雨で、
一斉にキノコが顔を出しました。
オーロラ爆発のような、
ギンガタケ爆発になっています。
昨夜のギンガタケ。
4メートルほどの高さまで、
スダジイの幹が光っています。
2013/06/03 山下大明
山下大明写真展 月の森 屋久島の光について
3/3-5/5(日)10:00-18:30 (日祝18:00)
野草広場 2F:入場無料 tel:0538-48-7351
3/2(土)18:00~ オープニングパーティー
写真家在廊:3/2-3/4、4/2-4、5/1-5
風と水と光に満ち溢れた屋久島。月あかりに照らされた照葉樹の森を歩く。小さな美しい花々に、光る落ち葉やキノコ。ニホンミツバチと共に暮らす写真家が語る屋久島のお話。70点の写真と120インチの映像で、大地と空のはざまにある命の世界をご覧ください。
4/3(水)10:00~ 春休みこども企画
「屋久島の森のお話」参加費無料。申込みは不要。※屋久島の森や暮らしのお話、主に小中学向けです。
4/3(水)19:00~「屋久島の写真撮影」
※屋久島の星空や小さな生命。あの写真は、どのように撮影されているのか?
フェイスブックページでもお申込み可能です。https://www.facebook.com/tsukinomori33
山下大明(やました ひろあき)写真家。
1955年、鹿児島生まれ。92年より屋久島在住。
・著書・
写真集「月の森」「樹よ。」(野草社)
写真集「水の果実」(NTT出版)
写文集「森の中の小さなテント」(野草社)
写文集「水が流れている」(文・山尾三省、野草社)
写文集「いつか森で会う日まで」(文・田口ランディ、PHP研究所)
写真絵本「時間の森」(そうえん社)など。
写真「月の森」:山下大明 音楽「月の音階」:ウォン・ウィンツァン http://youtu.be/UVdMwB3Sqe4
「ヤクノヒナホシ」 屋久島の新種植物、発見(2006)。
屋久島で新種の植物が見つかった。照葉樹林の林床に生える腐生植物の一種で屋久島町宮之浦の写真家、山下大明さんが発見。九州大学大学院理学研究院生態学研究室の矢原徹一教授が新種と断定「ヤクノヒナホシ」と命名。近く日本植物分類学会の学会誌に発表する。
ヤクノヒナホシは花茎の長さ約1センチ、花は直径5ミリ前後。山下さんは昨年10月、標高約200-400メートルの森で冬虫夏草を探していて見つけたという。今回の再調査では、南部の標高約350メートルの照葉樹林で約30株が確認された。(南日本新聞2007)
沢の苔むした岩に腰を下ろす。そこだけ伐り残されたスダジイの森は、昼に夜に豊かないのちの表情を見せる。(「月の森」より)
山下大明写真集「樹よ。」より